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2020年5月24日日曜日

子供らも先生もみんなスゴい

 子どもの学校の宿題を印刷するのが週末の大事なお役目なんだけど、3人分となると100ページ近くになった。

インク替え(買い足しとか)とかコピー紙追加、抜け漏れがないかチェックする手間など結構なハードルだ。
これをこなす子供らはもっと大変だし、これを用意された先生方はさらに大変。みんなスゴイ。

現代日本が平家物語に似てる件

 今、NHK教育100分de名著で「平家物語」やってるんです。

平安の権力層(貴族)に深く根を張った武力派(武士)の平家。権力と武力を併せ持って盛者となった平家がなぜ滅亡したのか解説してます。
物語(番組)から受け取った重要なメッセージは、「暴力(実力)が支配する武士の鎌倉時代を前に平家が淘汰されてしまった」ということ。
権力層に順応する過程で軟弱化した平家が無骨な源氏に刃が立たなかった、と理解すると、
リクルートにしろ、電通にしろ、サイバーにしろ、Googleにしろ、元社員の活躍が目立つ現代に重なるなぁと。
つまり権力層への順応(ロビーイングとか選挙とか慣習の習得など)と戦闘力の低下は起きがちで、政治と経済の世界に関しては、戦闘力を磨き続ける人たちが乱立する戦国時代に入る前に、平家物語のような象徴的な「盛者必衰」が起こるだろうなぁと。
また逆に「生き残り戦略」としては、「仕事力」という戦闘力を磨き続けられるプロジェクトに参加し、メンバーから一目置かれ、ハブ的な存在にのし上がっていくという方向性が取れる有能な人の時代になるとも言える。