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2020年1月22日水曜日

売買の仕組みと熱力学第二法則

ウェブ経由の売買が増えてきた経緯は、売り手担当者が徐々に「売り手組織の都合」から「買い手担当者目線」へ切り替えてきた苦労の経緯と重なる。
言葉で書くのは簡単だけど、組織的にこの変換を行うのは容易でないし、その前進は亀のようで、そのクセ後ずさりはエビのようだ。
ここで、AR/VR(あるいはMR)の浸透していく近未来に、ユーザーひとりひとりが、高いカスタマイズ性で自由に好き勝手に売ることができるようになり(四次元ポケットから売り物を出して渡すだけ)、買い手側も相手の評価などのスコアを参考にしながら(ブロックチェーンで実現しそうだね)その場で買い付けることができるようになったとする。
するとどうだろう?
前者はあっという間に後者の市場に駆逐されることになりはしないかな?もちろん場所に制約があったり、運営管理コストがかさむリアル店舗も激減するだろうね。
熱力学第二法則は、エネルギーが「集中から分散」に向かうと説く。秩序から無秩序へ。(Facebook投稿元)

2018年10月11日木曜日

コンピュータに置き換わっていく領域はどこからか?

Humanoid robot can help build your house
コンピュータの得意な分野、つまり統計的、帰納的アプローチでパターン・マニュアル化できる作業、与えられた探索空間内で最適解を出すものからできることを増やしていく。
まずは、ヒトが嫌がる分野、いわゆる3K(危険、キツイ、汚い)、この動画はこれですね。
あと、多額な報酬が支払われている仕事から追い立てられる。
「技術的失業」の拡大スピードは、産業革命のそれとは比べ物にならない。
コンピュータの得意な分野(新たに獲得した機能)に対してアンテナ張っておかないと、職業訓練で新たな仕事に慣れた頃には賃金に見合う価値を失ってしまいかねない。
自律型コンピュータ同士が協働始めた時(M2M)の指数関数的な津波の破壊力は、まったく予想ができない。

2018年9月29日土曜日

「ホモ・デウス」2回目読んでる

ハラリさんの「ホモ・デウス」2回目読んでる。
テクノロジーによる人のエンパワメントが身体的領域に侵食する時、
人間至上主義(フランス革命から引き継がれて、世界人権宣言でグローバルに浸透させてきた民主主義の根幹の価値観・前提条件)が崩壊の危機に直面すると警告する。
人間がアルゴリズムに取り込まれてコントロールされるという世界観だ。
ハラリさんはこれを「データ至上主義」という言葉で説明している。
人間は遺伝子に支配されており、その遺伝子も4つの塩基で構成されている以上、四進法と捉えるようになるのではないかと。学術界、生物学、進化論、どの層においてもエビデンスベースというデータ主義が支配しつつある。
人口動態のアンバランスが生じた集団ではまず社会保障の重さから世代の分断を生じさせてしまうかもしれないが、その間にもひたひたとデータ至上主義が「人のこころ」までアルゴリズムに変換する波が浸透している。
SFで繰り返し描かれてきた手垢まみれのストーリー、とバカにする人にこそ、手にとってもらいたい上下巻。

2018年1月9日火曜日

年頭所感

原料・受託バンクを運営するノウハウバンク㈱の代表として、年頭所感を書きました。

昨年読んだ本のBest3冊は「営業 野村證券伝説の営業マンの仮説思考とノウハウのすべて」「2030年 ジャック・アタリの未来予測」「サピエンス全史」で、今年の方針はこれらにも少なからず影響受けてます。

自分が平均寿命まで生きれば今「人生の折り返し地点」を3年前に回った。「人生のサイズ感」を打ち破りたい気持ちと、規模や自己成長よりも質を確認しつつ「自分のペース」を見失わずに今に集中したい気持ちを行ったり来たりしつつ、目の前の相手との関係性に彩りが増す、輝く瞬間を出来る限り捉えたい、見逃さないようにしたいと心を新たにしております。

2017年12月28日木曜日

インターネットはソラリスの海になっていく?

ハヤカワ文庫「ソラリス」がSaleだったんで年末読もうと買ったら、NHK「100分de名著」でも始まったので合わせて考えてみた。 海っぽい流体に覆われた惑星ソラリスと宇宙船の物語。 その海は意識があるのかもしれないし、法則に沿っているだけかもしれない。 でもその海は確実に宇宙船メンバーの脳に入り込んで情報を引き出すだけでなく、彼らの記憶から生み出した幽体を宇宙船に送り込んでくる。 そしてその目的は最後までよくわからないのである。解明には程遠い規模の存在ということなんだろう。 長年の観察、研究で「ソラリス学」なる概念が膨れ上がるも、その実態はよくわからないまま。 概念が大きくなるほどに全体像は地平に追いやられ、人の認知が局所に限られるためにいろんな見方ができるようになるばかり。 ソラリスの海は、まるで「未来のインターネット」だと思った。 脳と直接つながった未来のインターネット。 ソラリスの海が宇宙船に送り込んでくる幽体は、さしずめ「カスタマイズされた人工知能(その人から最も情報を引き出すインターフェース)」ということになるかもしれない。 僕はインターネットとの類似性をみたけど、人によって宗教であったり、人間の内面であったり、さまざまな「フィクション」をソラリスの海に投影できるんだろう。 今年読んで衝撃を受けた「サピエンス全史」では、宗教も科学も資本主義も社会主義もすべて「認知を獲得したサピエンスが生み出した虚構(フィクション)」と結論づけている。 人に幸福や自由をもたらしたり、束縛も絶望もしたりするこれらの虚構に力を与えているのが言語などの記号とした場合、それらを自分にカスタマイズされたインターフェース(資本主義の文脈ではおカネかもしれないし、政治であれば総理大臣あるいは預言者かもしれない。その人にとっての希望となるVision、Big Pictureをその先に想像できる何か)が、ソラリスの物語で描かれるような幽体となって姿を現し、パーソナルな領域でそれと引きこもるように最適化されていく未来を想像してしまった。

2017年4月10日月曜日

あらゆる産業でこれから起こること

シリコンバレーD-Labプロジェクト レポート
 「ヒトの活動」を中心に
「モノ/Service」と「おカネ」が「Platform」上でつながって
都市部から「所有からShareに乗り換える人たち」が増える。
彼らの数が増えるほどにPlatformの人工知能は成長し、
「自動化」の流れが専門家の想像を超えた方法で予想より遥かに早いタイミングで急に始まる。
(囲碁でコンピュータが布石や定石にとらわれず形勢判断もプロ棋士を遥かに超えた高みから打つようになったように)

得するのは、
Shareされるモノを提供する者(ヒト、会社)
手軽に体験できるようになったヒト
そしてそのやり取りを実現させてるPlatformer

損するのは、
売上が減る生産者、販売者、モノでServiceを提供していた事業者
そして公共Serviceを受ける者(おそらく税金が減るから)

2017年3月9日木曜日

AIと電子通貨とベーシックインカムとベンチャー都市とヘゲモニー

妄想です。
Amazonが連想しやすい人が多いので事例にしてますが、GoogleとかFacebookとか中国のIT大手でもこの手のストーリーは作れると思う。

Amazonが仮に生活必需品を何でも揃えて、全自動で在庫管理から配送までできるようになったとする。膨大な消費者を抱えるが労働者は少数精鋭な体制だ。労働分配率は減らし続け、株主への配当よりさらなる投資に集中するとする。

競合と差をつけるために、データベースの精度(人工知能の能力といってもいい)を圧倒的なまでに引き離そうとする。
そのために、Amazonに生活を完全に依存(消費を全部Amazonで買う)してもらう世帯を増やそうとするかもしれない。

その手段として、Amazonコインをベーシックインカムのように毎月与えるんじゃないかと思った。もちろん全ユーザーは無理だから、その限られた範囲をベンチャー都市として区切る(自治区とか特別区とか)。ベーシックインカムを与えられた人たちは喜んで生活を依存させ、心地よい体験をさらに高める投資に必要なデータを得るだろう。

それが消費活動に限定されている間は世界中から「ポスト資本主義」とかもてはやされるかもしれないけど、「汎用AI」に発展する段階で事態は急変する。

神聖ローマ帝国内に出現した都市国家が世界の覇権を争うストーリーがSFフレイバーに展開していくことになる(この辺はテキトーです)。

2016年11月30日水曜日

株式会社って何だっけ?な世界がくる

クラウドソーシングという完全競争市場的世界の浸透で
不当に安く叩かれる外部ライターという構図が既にあり、
じゃあ、労働者よ!団結せよ!ということで
同じ類の仕事を依頼する側と団体交渉できるシステム作りも
時代の流れから言ってできる可能性あるな、と思いつつ
でもそうなった頃、つまり
「同一労働同一賃金」を推し進める側と
その対価を押し上げようとする「ナンチャラ労働連合」各組ら
による均衡点が時価でわかるようなシステムができちゃうと
あれ?株式会社って何だっけ?
的な議論に争点が移っていよいよややこしくなっていきそう。

2016年11月14日月曜日

Systemが司令や行動計画を出す

新しいBossはどこまでこれまでの経緯を理解しているのだろう?
ってさぐりながらの交渉ってRiskyかつ無駄も無理もある。
多くの関係者がそう考える現場ってちゃんと機能するんだろうか。
いっそ、
「新しい方針盛り込んだProgramが採用されたね。
来年からはこのSystemに従って行動計画が作られる。
ところで例の交渉の経緯はInputされてる?」
---もちろん。基本方針が異なるから出される指令が
180度変更されるかもしれないし、微調整程度かもしれない。
どんなLogicで出るのか検証してみようじゃないか。
って具合に決断をProgramに依存させる組織が出てきたりするだろうな。

2016年5月27日金曜日

6カ月毎に会社のスローガンを見直すのはいいタイミングかも

インターネット界隈のことを調べるお:サイバーエージェントの半期ごと決められるスローガンは何だかんだで秀逸だと思う

日々会社の状況って変わるから
それに合わせて行動も変える必要がある。

といって、
変えすぎると意識がまとまらないし
反対にスンゴイ大事って言っても
ずっと変えないと景色の一部になって心動かされなくなる。
6カ月ってなかなかいいタイミングなのかも。

2016年3月12日土曜日

DeepMindの本気の力が知りたい

今最も知りたいのは「DeepMindの本気の力」
イセドルとの対局はそのSample集めの中心地。
馴染みのある囲碁界なので関連組織への社会的Impactと
技術面の成長度合いとCover範囲について
痛みのある形で受け止めている。
後者は人の頭脳作業というBlack Boxを読み解く作業に他ならない。
彼らはどこまでAlgorithm化することに成功したのか。
どこまでを計算して、どこでサイコロを振って決断してるのか。
従来「勘」とか「大局観」と呼ばれる領域をどこまで数字にしているのか。
とりあえず、来週いっぱいはワンサカ出てくるから
情報集めて、取り出しやすいよう加工・整理しよう。
GoogleやFacebook、IBM、Amazonといった企業の戦略の理解、
それらがぶつかり合う中で自社がどう立ち振る舞うか。
社会がどう影響を受けるのか。そのカギを探る。

2016年2月1日月曜日

ニッポンのジレンマ2016年元旦スペシャルで思ったこと

同世代の論客らによる「ニッポンのジレンマ」
元旦SPで吸収したい考え方があったので彼らをフォローしよう。
ニッポンのジレンマ2016年元旦スペシャル
取っ掛かり(キーワードや著書、アカウントなど)さえあれば
あとは自分の生活に近しい順の優先度で理解する時間を取ればいい。
個人的には、地政学リスクが増す中で
どうやったら戦争・紛争をなくせるか?
がメインテーマ
で、あとはトレンドとして
西洋的思想やイデオロギー(個人主義、自由主義、資本主義、民主主義など)の影響力の減退、
文明の衝突・力の拮抗、テクノロジーと評価経済の影響力の増大による新しい秩序のバランス
に注目していきたい
キーワードとしては、
ソーシャルインクルージョンが気になった。
世界平和を前提としたグローバル化やAIなどのテクノロジーの進化で格差は更に広がると思う。
特に社会システムの基盤が電子世界に染みこんでいく中で、そのプラットフォームを運営する側に富が集積する可能性が高い。
これをソーシャルインクルージョンの文脈で教育や職業訓練などの仕組みとして再分配してもらう流れを考えたいし、自分の生活もそこへシフトできたらなぁと思った。
ところでこの番組の討論形式、
東浩紀さんの「一般意志2.0」で紹介されてた「民主主義2.0の政治家モデル」
を連想した。
僕が知らないだけでもうとっくに始まっているだな。

2015年7月7日火曜日

七夕は最も大切にしてるイベント

部屋に置いた笹に家族の願い事の実がビッシリなった。
今年も豊作で良かった。
願い事というか、1年で実現可能性のある目標だな
このあと、笹から切り離してよく目に入る壁に貼る
七夕でもない限り、なかなか家族そろって目標を宣言し合える機会ないからとても大切にしてる。
ちなみに僕の願い事はかなり去年のと被ってる。
もっと行動していかなくてはいけない。

2015年3月7日土曜日

Share経済は格差拡大と経済縮小を起こす

シェア経済は初期投資できた人が得てる価値をローリスクで短期間貸してもらう側面強い。
でもローリスクで得られるのはやはりローリターンなんだな。
格差拡大の一要素にもなってると思う。
そして何より気がかりなのは経済規模が小さくなるのでインフラの維持も立ち行かなくなるんじゃないかとも思う。
短期的には気軽にシェアできる世の中の方が便利なのがまたなんとも、ね。
アングル:「次のアップル」を探せ、キーワードはシェア社会

2015年2月2日月曜日

今日の自分を動かす原動力は

ここんとこ
暗い話にばかり明るくなるけど、
暗いからこそ気づけた灯りもある
ここが暗いか明るいかはきっと問題ではなく、
見つめる先がわずかでも光っていることが
今日の自分を動かしていると自覚していたい
その光を目指したり
手元の光を守ったり
新たに生み出したり
昨日より少しでも明るくなれるように
すぐ側の人たちとシェアできるように

2014年3月20日木曜日

先進国ではナショナリズムが暴走する

”マイルドヤンキー”なるマーケティングのトレンドを考えた時、
グローバル化とITの進歩は止まらないから
特に先進国ではこの層が拡大するであろうと思うんだけど、
昨今の世界政治の不安定化とクロスしちゃうと
ナショナリズムが暴走する怖さがあるんじゃないか、とも思ったりもする

2012年12月3日月曜日

「未来を語る」と「それを聞く」が未来の始まり

選挙前は未来を語る人が増えて、それを聞く人も増えるから
「未来に目を向ける人」の総数が増える。
定期的な国民的イベントにしたら語る側も聞く側も準備ができるからもっと増えるんだろう。
未来像は無数にあり、それぞれの立場の現在地がある。だから道筋もバラバラ。
だけどひとりが歩き出すから道ができて
その後に誰かが続くから必要に応じて舗装され、渋滞も生まれたりしていく。
新しい道と古い道の両方に通行人が居て、その動いている様子こそが未来の社会。
そしてそれはそれぞれに目的地があるから一歩目が出る。
つまり、
未来を語る、聞くことから「そこへ行ってみたい」が始まるんだと思う。
「行ってみたい!」って気持ちはなんかあったまるじゃない。
未来を語りたい、聞きたいという空気が溢れる社会は、
目的地に胸を膨らませながらドライブや旅を楽しむ人たちを増やすと思うんだよね。

2012年5月16日水曜日

日本企業の小規模化の流れ

Chikirinの日記:解体し分離し分社化し、グローバル化するという流れ
日本国内のコストセンターは解体され、取引コストアプローチで外注され、外注業者はグローバル競争に適合し、最後にはコンピュータで無料化する。それは企業の小規模化の流れでもある

2011年11月18日金曜日

従来システムのパワーバランスは崩れつつある

中国13億人が世界市場に徐々に開かれることでこれだけパワーバランスが変わってる。
20億人を上回るネットユーザーが徐々にソーシャルサービスに心を開くことで、従来のあらゆるシステムのパワーバランスが崩れないわけがない。
バランスが保ててる間は守るだろうけど、それでも閾値は近づいてる。

2011年2月16日水曜日

「安く、早くなる」とは

安く早くなるって、中間(buffer)が減っていくこと。
でもそれは世界をRadicalな方向へ向かわせる。
これって不可逆な流れに見えるけど、揺り戻していつか突然ゆったりMildな世界に変わったりもするのかな。