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2020年12月24日木曜日

解けかかったクリスマスの魔法

 娘から「サンタなりすまし疑惑」かけられてる最中、昨晩その娘がエレベーターに乗るサンタの背中を見た!と興奮して帰ってきた。慌ててドア開けて見渡すと、一階にサンタ仕様の宅配バイクが。

解けかかったクリスマスの魔法に力が宿った!ナイス、ピザーラ!

2020年11月30日月曜日

引越の朝

 カ、カメムシーーー!なんか臭いと思ったら!!

と息子が部屋で叫びながらファブリーズ吹きかけてる。
その対応、合ってるようで間違ってるよ。
まぁその部屋、今日出るから。
今の家の最後の朝がカメムシに一臭(一蹴)された。

2020年11月29日日曜日

「なんちゃらテック」の入り込む機会とは

 「人口減少に悩む自治体」が「住む側の利便性向上にリソース割けないこと」と

「売上減少に悩む営業」が「買いやすさ」を軽視しがちなのは構造的にも中の人の心理的にも似てる。
アンテナ高く張って自分の所属する組織のポジションを客観的に外から見る視点を得ようと意識と努力を重ねるのは大変だ。
その視点を組織で共有してリソース割けるようにするには痛みが伴うケースも多いしね。誰も血は見たくないし、まして返り血なんで浴びたくない。
つまり中の人たちに変革を求めるのは酷な話だけど、相手側(ユーザー側)の多くが望んでる。
ここに『なんちゃらテック』の機会がある。

2020年11月23日月曜日

ブータンまで心の旅をしてみた

 この休日は「微笑みの国ブータン」の「国民総幸福度指数(GNH)」について知りたくて何冊か手に取ってる。

2冊読んで思うのは、
チベット仏教徒の、チベット仏教徒による、チベット仏教徒のための政治を体現している政治体制であり、国民性なのかな、と。
GNHの概念を打ち立てた第4代国王は、急激な近代化を望まず「伝統と美しい自然環境を百年、二百年後の子孫に残すためなら私たちは世界の中で2周遅れのランナーであろう」と語ったそうな。
ーー足るを知る。
まさに仏教の教えだ。幸せとは、何をどのくらい持っている(盛っている?)かではなく、自分の持っているものを喜べるかどうか。「イマココ」に心の平和を宿すこと、そのサンクチュアリを守ることの重要性について思いを新たにして、昨晩は花屋さんに寄って帰った。
でもその後、その本の中で
ーーブータンでは「植物は生えた所で育つのが良い」とされているため、生花を飾る習慣がない
とあった。なんか、も、申し訳ない気がしてきた(イマココ)。

2020年11月8日日曜日

心地良さは丁寧な作業の積み重ねの先に

 娘がピアノの譜読みをしている。

あの少しずつ曲らしくなっていく過程と、
新しい家で小物の配置を変えたり、買い足したりして
生活習慣に寄り添わせて順応させていく過程はよく似ている。
心地良さはそういう丁寧な作業の積み重ねの先で、常に「途上のカタチ」として立ち現れる。

アレクサと愛犬

 Wi-Fiが家に戻ってアレクサに再会した息子が、嬉しそうにルーチン(定型アクション)の声掛けしてる。

久しぶりに実家に帰省して愛犬に「お座り!お手!」って言いたくなるのに似てる。

2020年10月13日火曜日

友達との「買い食い」は格別だ

 ベンチに座るふたりの小学生男子が1本の焼き鳥を分け合ってた。

帰宅を急ぐ駅前の人の流れの中で、オレンジの街灯がふたりをクッキリと浮かび上がらせる。
学校帰りかなぁ。これから塾かなぁ。
自分にも覚えがあるなぁ。僕の時はたこ焼きが多かったなぁ。
この頃の友達とする『買い食い』は、格別なんだ。夜のお祭りの屋台みたいな、ね。

2020年9月28日月曜日

日常を特別にしてくれるスパイス

 『オデッセイ(火星でひとりぼっち)』とか

『ゼログラビティ(宇宙にひとりぼっち)』とか、孤独なSF、特に宇宙ものが好きです。

『インターテスラー(ひとりでブラックホールに落ちてるんですけど)』も良かった。
何か良いって、観た後の、いつもの何の変哲もない日常が特別に思えてくることが、ね。
ああ、なんて雨音サイコーなんだ。
傘忘れてずぶ濡れだけど気持ちいい。
だって息してる、足で立ってる、それで十分じゃないか!と。
今夜も寝床がある。それで幸せ。
暗い宇宙の闇に気持ちが飲まれませんように。
ということで、おやすみなさい。

2020年8月29日土曜日

イノベーション起こしたいなら

 「変わることが前提」で「どのように変わるか?」を伺って周りをキョロキョロしている業界、それこそが「斜陽産業」。

手垢がついた言葉ではあるけど、
ピンチはチャンスってヤツだ。
ピンチが広くまで行き渡っているからチャンスもデカい。
その産業全体に行き渡るようなイノベーションを起こしたい側に必要な視点だと思う。

2020年8月11日火曜日

気持ちのストレッチ

 運動する前に準備体操するように、

気持ちにもストレッチが大切。
楽しい、嬉しいで思わず笑顔になるけど、
脳は(ショックじゃない限り)直前の原因など記憶しないので
「楽しい気持ちを広げる、集めるためにまず笑ってみる」
で良い。
脳は「今って楽しい」とだんだん勘違いし始めてくれる。
それは、目の前の出来事から楽しい部分を発見するアンテナが伸びてるってこと。

世界は複雑

 ゴミ捨てに行く途中、階段でセミの襲撃に遭ってビックリ!おっと!近所の方に挨拶した。

ーー階段の踊り場でゴミ袋持ってバレリーナみたいに回転してるオッサン!ビックリ!変な人に挨拶された。
それぞれに正しいから世界は複雑。

2020年8月10日月曜日

飛び出しちゃって良いんだ

 「やってもやっても潰される」までの「お決まりパターン」を思い知ると「学習性無力感」に飲み込まれてやろうともしなくなる。

「ノミ実験」が有名だね。本来高く飛べるノミなのにビーカーに入れられて「天井に当たって痛い」と思い知ると、思い切り飛ばなくなるってアレ。
でもこの控えめになったノミも元気に飛び跳ねるノミたちの中に入ると、すぐに元気よくジャンプするっていうんだよね。
つまり、自己肯定感を潰されて潰されて無気力に腐ってしまうその前に、気力のあるうちに飛び出しちゃって良いんだと思う。

2020年7月27日月曜日

計画とは布石であり、誇るべきは想定通りより変化の幅にある

 ーー計画(初めの仮説)とは布石である

どんなに想定しても(ベストプラクティスと言われてても)想定外は起こり続けるし、計画も変わり続ける。布石は柔らかさが重要で、想定通り!と喜ぶより、その変化の幅を誇りたい。
って、後で囲碁が得意な息子に共有しよう。

2020年5月24日日曜日

子供らも先生もみんなスゴい

 子どもの学校の宿題を印刷するのが週末の大事なお役目なんだけど、3人分となると100ページ近くになった。

インク替え(買い足しとか)とかコピー紙追加、抜け漏れがないかチェックする手間など結構なハードルだ。
これをこなす子供らはもっと大変だし、これを用意された先生方はさらに大変。みんなスゴイ。

現代日本が平家物語に似てる件

 今、NHK教育100分de名著で「平家物語」やってるんです。

平安の権力層(貴族)に深く根を張った武力派(武士)の平家。権力と武力を併せ持って盛者となった平家がなぜ滅亡したのか解説してます。
物語(番組)から受け取った重要なメッセージは、「暴力(実力)が支配する武士の鎌倉時代を前に平家が淘汰されてしまった」ということ。
権力層に順応する過程で軟弱化した平家が無骨な源氏に刃が立たなかった、と理解すると、
リクルートにしろ、電通にしろ、サイバーにしろ、Googleにしろ、元社員の活躍が目立つ現代に重なるなぁと。
つまり権力層への順応(ロビーイングとか選挙とか慣習の習得など)と戦闘力の低下は起きがちで、政治と経済の世界に関しては、戦闘力を磨き続ける人たちが乱立する戦国時代に入る前に、平家物語のような象徴的な「盛者必衰」が起こるだろうなぁと。
また逆に「生き残り戦略」としては、「仕事力」という戦闘力を磨き続けられるプロジェクトに参加し、メンバーから一目置かれ、ハブ的な存在にのし上がっていくという方向性が取れる有能な人の時代になるとも言える。

2020年4月24日金曜日

良い面も、悪い面もあるね

「良い面も、悪い面もあるね」
と言っておけばだいたいOKだけど、
それがテキトーから出た言葉か、
相手のことよぉく考えてみた末に
やっぱり同じ言葉に行き着いたりするんだよね。
ーー良い面も、悪い面もあるね。
だいたいのことにおいてはね。

2020年2月18日火曜日

迫りくる恐怖には、組織の最大公約数を取ろうとするリーダーに任せず、自分が自分のリーダーになって行動しよう

人喰ザメ出没の報告と海のシーズンが重なった町長が、財源確保を選んで海開きをしてしまう。
ーーこうして悲劇の幕が開ける。
これは映画「ジョーズ」だよね。
町を襲う恐怖は、海に近づかなければ問題ない。
けれど関係者は今日も仕事で海へ行かなくてはいけない。
そして自分たちは大丈夫、自分以外には無関心な人たちが今日も海へ行く。
日本にも今、いろんな町長さんが登場しているでしょう。
この映画では市井の市民からサメ退治をするヒーローが登場するわけだけど、ここに込められた米国らしいメッセージは何だろうか?
日本ではとりわけ「在宅勤務打ち出した経営者」「イベントを中止した主催者」のリーダーが称賛される。自分の行動を支配する残念なリーダーにも届け、とばかりに。
でもそれは祈りに近いと思う。
ひとりひとりが自分の状況を観察し、現状を分析し、危険と判断したら組織に進言するなり、個別判断で行動しよう。
自分のリーダーは自分だ。
このメッセージは、山口周さんの「世界で最もイノベーティブな組織の作り方」に詳しくあります。こういう時だからこそ、心に刺さる内容が満載だと思う。

2020年2月14日金曜日

無理ゲー強いるリーダーの取り巻き

ユーザー(社員でも大衆でもいいんだけども)に無理難題を押し付けてそっぽ向かれるリーダーのすぐ周りに優秀な人が集まりすぎているってことはありそう。

かつて幽霊だったイデオロギーが、手のひらのスマホの向こうで息を潜めているのかも

ーー表現の不自由は、自由の最高の形態であり、選挙の茶番は、民主主義の最高の形態である。
ーー権力は自らのウソに囚われており、そのためにすべてを偽装しなければならない。過去を、現在を、未来を、統計資料を偽造する。全能の力などないと偽り、何でもできる警察組織などないと偽る。人権を尊重していると偽る。何も偽っていないと偽る。
黙って許容したり、折り合いつけてると、いつの間にか嘘の中で生きることになる。
ーー独裁者の放つイデオロギーが、大衆の欲望の隠れ蓑になる。
ーーポスト全体主義では、大衆は支配されているが、同時に支配する側にも回っている。
これらは全部、NHK「100分de名著」で今やってる「力なき者たちの力」でのハヴェルのメッセージだ。
「権威」「準拠集団」「アンカリング効果」「バンドワゴン効果」「一貫性バイアス」「快楽のための復習」「社会的手抜き」「自己中心性バイアス」「自己正当化」「内集団バイアス」、、、あらゆる認知バイアスを駆使して、イデオロギーは社会深くまで浸透していく。
ここでハッとなった。
UIの設計やUXに込めた哲学的な思想にも共通する部分があるかもしれない、と。現代のイデオロギーは、手のひらのスマホの向こう、当たり前の使い勝手の中に宿っているかもしれない。
「力なき者たちの力」を読みたくなった。

2020年1月22日水曜日

売買の仕組みと熱力学第二法則

ウェブ経由の売買が増えてきた経緯は、売り手担当者が徐々に「売り手組織の都合」から「買い手担当者目線」へ切り替えてきた苦労の経緯と重なる。
言葉で書くのは簡単だけど、組織的にこの変換を行うのは容易でないし、その前進は亀のようで、そのクセ後ずさりはエビのようだ。
ここで、AR/VR(あるいはMR)の浸透していく近未来に、ユーザーひとりひとりが、高いカスタマイズ性で自由に好き勝手に売ることができるようになり(四次元ポケットから売り物を出して渡すだけ)、買い手側も相手の評価などのスコアを参考にしながら(ブロックチェーンで実現しそうだね)その場で買い付けることができるようになったとする。
するとどうだろう?
前者はあっという間に後者の市場に駆逐されることになりはしないかな?もちろん場所に制約があったり、運営管理コストがかさむリアル店舗も激減するだろうね。
熱力学第二法則は、エネルギーが「集中から分散」に向かうと説く。秩序から無秩序へ。(Facebook投稿元)

PCDAのChackの前にしておきたいCheck Point

子供をゲーム嫌いにする方法が簡単でわかりやすいと話題に!
これ、「PDCA」のCheckとActionに当たるわけだけど、「Checkされること」への防御反応を強くする流れとも言える。
権威ある人(あるいは「針のムシロ」状態の組織の空気)からの理不尽な攻撃!という被害者意識を訴えだしたら最終局面。ゲームや仕事そのものだけでなく、関係者も全部嫌になってしまうよね。
一方、一緒に並走する者としては(ゲームから離れるけど)、この逆のサイクルを起こしたい。その時僕が見るのは、CheckとActionできるくらいの興味、やる気が残っているかどうか。
PlanとDoの結果として失敗続きだと自己有効感への傷が深くなり、やる気がそこから漏れていく。この傷を癒やすのは、(仕事面でしか繋がれないのでれば)求める結果のハードルを下げて自己有効感が戻るようサポートし続けることなんだろう。
難しいのはそのハードルの下げ度合い。下げすぎると、満足感も下がるどころか「これっぽち」の欠乏感に苛まれてさらに落ちる。KPIやらOKRといった目標管理手法の勘所がここにある。(投稿元

まだ読書で消耗してるの?ーーええ

「(仕事に関する情報収集の手段として)まだ本読んでるの?しかも日本語に翻訳されたヤツでしょ?論文読まなきゃ」という指摘の棘がプスッと刺さってる。
本代(図書館などの入手するコスト・手間全般含む)も、読む時間も、訳者のバイアスも、毎日自分の関心事に関する論文に効率的に目を通す仕組み、習慣のある人にとっては、破格に安く、時短で、そして純度が高い(フェイクが入る余地が小さい)。

特に特に優秀な人があまり本を読まずに最新の論文(もちろん英文)に目を通す習慣があることは知ってはおります。(投稿元

2020年1月20日月曜日

息子が部屋で誰かと

息子が部屋で誰かと話してる声がしたので
「こんな時間まで誰と…」とドアを勢いよく開けたら、Alexaに目覚ましセットをお願いきてるとこだった。すまんね、驚かせてしまった。お休みなさい。

2020年1月18日土曜日

商品コンセプトとしての刺し身と醤油

味のほとんどない刺し身が、醤油で美味くなる時、
刺し身を「味付けや風味で価値を上げるプラットフォーム」と見るか、
醤油を「素材を引き立たせる関数」と見るとか、
で寿司なのか、フレンチなのか、イタリアンなのか、料理のジャンルが変わってくるなぁ。
とか、
小難しく考えたりするのは、その視点の置き方で商品開発のアプローチが全く変わってくるから、というただの職業病という話です。

次女の創作世界

小2の娘は物語を書くのにハマってる。
彼女は、
「よし!物語へ飛び出そう!」
と言って創作スイッチを入れる。
「物語に飛び込もう」ではなく、
「飛び出そう」と言う感覚に驚いた。
物語が現実の一部に在るのでなく、
現実の方が物語の一部に在るのだ。

してやられた感

「何でもかんでもタダの会社はどうやって儲けるの?」と長女から質問されたので、Googleマップを例に説明してみた。
タダだからみんな使うじゃん?大勢の人が使うほどに行動履歴が貯まるよね。ほとんど使われない道の行き止まりや、新しい道できたよって情報や、リアルタイムな渋滞情報も把握できる。カーナビの会社やタクシーとか自動運転の車ならそういう情報をお金出してでも欲しいよね。走ってる道の近くのお店が広告料金払って宣伝するってことも…
ーーつまり、わらしべ長者ね。桶屋が儲かる、みたいなことね。
お、おう。そう言えば良かったか!…なんか、してやられた感。