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2011年2月25日金曜日

サプライヤーの「100円ショップ」目指すなら

おそろしい循環が始まっている。

原料バンクを通じた問合せで「海外サプライヤー」→「日本のサプライヤー」への流れがあった。ひと言で言うと、売り込みですね。
注目に値すると思ったのは「最安値ポジションを獲得しているサプライヤーに、ウチの原料ならもっと安くできますよ」という趣旨の売り込みをしていたからです。

原料バンクを見れば、マーケティングを勉強している人には「サプライヤーの戦略」が透けて見えてきます。だからマーケティングがわかっていて、物価の安い国に居て、日本語が理解できる原料サプライヤーの営業担当者にとっては、原料バンクは「おいしい市場」になってきているわけです。




図はここ半年間の原料バンクユーザの国別割合です。コンテンツがほぼ日本語オンリーなので4%ほどしか居ませんがそれでも1000人以上は見ています。
日本のサプライヤーで「コモディティを幅広く、薄利多売で展開する」いわゆる100円ショップの戦略を採用するなら、上記の方をターゲットにした広告を打つことが望ましいと言えるかも知れません。

2011年2月24日木曜日

「安売りへの対抗策を考えるグループ」に参加してみませんか?


ほぼどの原料サプライヤーも抱えてると言っていい問題ですよね。僕がお邪魔している原料サプライヤーでもだいたい議題に上がります。
また、たとえ今最安値のポジションを獲得していたとしても明日は分かりません。
5~6年前は上海にパイプを持つ輸入商社が強い価格競争力を持っていました。
現在は中国のもっと内陸とパイプを持つ企業の方がはっきりいって安い!
でも近い未来にはインドの沿岸部の優秀な工場がさらに安い価格で勝負を挑んできてもおかしくないのです。またさらにインドの内陸の工場が日本市場進出・・・ってこれ切りがない。
つまり終わることのない「血で血を洗うレッドオーシャン」というわけです。

<グループのコンセプト>
貿易自由化、グローバル競争の号令の下で「世界規模での価格最適化」が急速に進んでおります。
このグループでは、そうした価格競争に打ち勝つ付加価値の創出を目指すブレインストーミングの場です。


<参加条件>
安売りをしていないことが確認できた原料サプライヤーのみ
Facebookのプロフィール欄に現在あなたが勤める会社名を記載すること


<参加方法>
①Facebookに登録
②「kuwataka」を検索してFollow
③参加希望を桑高に伝える
※無料

積極的に発言したい方の参加をお待ちしております。

「カタカナやめます」をやめることにします

ややこしいタイトルですみません。
以前、「カタカナやめます」と宣言しましたが、あっさりやめることにしました。

ブログのコンセプト(優先項目の順位)を「自己啓発」から「機能性原料の売り買いに関わる方々に向けてのメッセージの発信」に変更したことが理由です。
でも自分向けのメモではカタカナは引き続きやめようと思ってます。

んなの、どーでもいいよっ!っていう話ですよね。

2011年2月23日水曜日

プラセンタ原料サプライヤーは今がチャンス

原料問屋とプラセンタを供給する大手サプライヤーによると、ブタプラセンタが供給タイトな状況が続いているらしいです。
アクセス状況を見ると、10年8月から11年1月の半年間で原料ランキング5~8位水準を保ってます。


最もアクセスされているのはブタ由来の一丸ファルコスですが、ウマ由来の三共理化工業が1月にランキング19位に初登場。昨日は韓国のバイヤーから銀座トマトの植物性プラセンタについて問い合わせがありました。ブタの供給不足が他のプラセンタの需要も上げている可能性があります。
プラセンタ供給可能なサプライヤーの皆さん、今がチャンスです。

「健康産業の未来を語るGroup」に参加しませんか?

<Group Concept>
変化のスピードが世界規模で増す中、経営の舵取りは困難を極めております。
自社が生き残るためには、自社の置かれている環境を理解し、適合することが重要と考えます。
そのためには半歩先の健康産業の未来像をどれだけ正確に捉えるかがカギ。
このGroupでは未来の健康産業に影響を与えそうな情報を共有します。

<参加方法>
①Facebookに登録
②「kuwataka」を検索してFollow
③参加希望を桑高に伝える
※無料

積極的に発言したい方の参加をお待ちしております。

2011年2月21日月曜日

健康食品の関係者の皆さん、Facebookで繋がりませんか?

賢い買い物も、売り手にとっての自社への正当な評価も、Internetの中で繋がって情報を一緒に蓄積させていくことで獲得できると僕は信じてます。
大きなBuying Powerがない買い手とか、企業Brandが確立してない売り手には特にお奨めしたいのです。
「孤独という名の貧困」は、自分から繋がって情報を共有していかない限り、誰も存在に気づいてくれませんし、まして助けることもできません。座して待てど状況が良くなることはないと思います。

どこの馬の骨やわからないこんな僕も、吹いて飛ぶような僕の会社も、Internetに自分をさらけ出すことで何社かが僕に、僕の会社に理解を示して下さり、その結果、僕の家族もこうしてご飯を食べていける状況になれました。

ということで、健康食品の関係者の皆さん、Internetの中で繋がり、情報を一緒に蓄積させていきませんか?
「掲示板なんて2chと同じだろ?あれは便所の落書きだ!」というImageを持つ方も多いと思います。
ですので、まずは実名登録のFacebookから始めたいと思います。

健康産業の未来を語るGroup
「安売り」への対抗策を考えるGroup

<参加手順>
①Facebookに登録する
②Facebook内で「kuwataka」を検索する
③kuwatakaページで「友達になる」をクリックする
④kuwatakaと友達になってから、どのグループに興味があるかを「メッセージを送る」をクリックして報告する

ご要望があればどんどん増やします。なんせタダですから。
積極的に発言したい方の参加をお待ちしております。

BlogのTitle変えました

BlogのTitle『桑高裕喜の今日の方針』から『「生き残りたい」--ただ、それだけ。』に変更しました。

これ、僕の本音です。
実際、ウチの会社では「生き残ること」が会議の出発点でありGoalである場合がほとんどです。
あとConsultantという仕事柄、ほとんどの時間を原料Supplierの経営者か戦略策定を行う方と共にしているのですが、議題の根底・背景にあるのは「いかに生き残るか」です。

特にConceptもなく始めたBlogでしたが、もっと自分の持てる資源を「生き残るため」に集中したいな、と思った次第です。
ちなみに以前のTitleは、privateでつけてた日記に毎回「●月■日の方針」と書いてたのでそのまま使ってました。ま、何だっていいよって話ですよね。

2011年2月19日土曜日

昨日よりもっとうまく

積み上げて根元から崩れる。
だけど今日も、昨日よりもっとうまく積み上げられる方法を試したくてワクワクしてる。

2011年2月18日金曜日

家族の生還と僕の誓い

家族が命をかけた戦いから生還できた。
この知らせをずっと待ってた。

神様なのか、死んだおじいちゃんか、おばあちゃんなのか、でもやっぱり居てくれてるし見てくれてるって、ずうすうしくも確信めいてそう思えてる、今。
ありがとね。

僕はなんでもするよ。
子供らの未来を明るくするためならなんでも。

Quoraの僕にとっての価値

Quoraの僕にとっての価値は、自分の関心事をエサに英語が学べることだとわかった

2011年2月17日木曜日

最後に勝つのは

「環境に適さないと生き残れない」とするなら、「最後に勝つのは環境」と言えるんじゃないか。

2011年2月16日水曜日

Focus my conscious on limited time

Having any amount of tools and tips will not be effective until I also understand how important my limited time is.

「安く、早くなる」とは

安く早くなるって、中間(buffer)が減っていくこと。
でもそれは世界をRadicalな方向へ向かわせる。
これって不可逆な流れに見えるけど、揺り戻していつか突然ゆったりMildな世界に変わったりもするのかな。

Quoraをやってわかったこと

Quoraを1時間やってみた。
個人的にはまだ始まらないかなぁ、という印象。
でもお問い合わせ窓口にCostかけない企業が特にInternet会社に多くなってきているので(弊社含め)ちょうど良さげなServiceだと思った。

2011年2月15日火曜日

SNSを盛り上げてくれるのはこんな人たち

SNSを盛り上げてくれるのはこんな人たち

雪のValentineの夜、独り取り残されて・・・

凍りつく轍をシャーシャーって坂道下ってたらツルンとコケちゃった。
しかも勢い余ってiPhoneがPoketから出て決死のDive!
雪まみれのiPhoneでつぶやてる。
せ、切ない…。


<駅Platformにて>
おっと、しかも電車止まってるし!
風避けて帰宅途中の人が地下に集まってる。帰れるかなぁ。

どうやらこれは出口の見えない夜にストンと落ちちゃったな。
Valentineの夜なのに。
こんな時の雪は孤独を際立たせるなぁ。

あ、iPhone切れる…
お前まで行ってしまうのか…

2011年2月13日日曜日

「キュレーションの時代」 僕が大事と思ったPoint

これからの消費のあり方、商品のあり方、Social時代の情報の獲得の在り方、広報・営業のあり方から、Internetが人類全体に与える影響までを切り取った一冊「キュレーションの時代」。
P89後ろから4行目に誤字発見、ってくらい精読しました。

僕が大事と思ったPoint
■どんな混沌にも必ず法則があり、その法則に基づいて情報は流れて行く。それを解き明かすのが本書の最終ゴールです。
■「情報を求める人が存在する場所」を本書では「ビオトープ」と呼ぶ。
■消費は「機能消費」「つながり消費」のどちらかになる(P.128)。
■コンテンツのアンビエント化とは、動画、音楽、書籍などがオープンに流動化し、いつでもどこでも手に入るかたちで漂う状態のこと。CDやダビングやらの箱や手間は消滅。消費を楽しくする知識•感覚も共有された空間が生まれる。コンテンツは流通形態だけでなく、在り方も180度変移。
■ネット空間はマスメディア広告のように完璧にコントロールされる世界ではないし、無理にしようとすれば炎上したり批判されたりするのは当然。そこが今だにわからない人が多すぎる。
■「認知」「興味」の場は、ライフログでもマスメディアでもなく、「Chech in」ではないか(P182)。■「Check in」は「場所」「番組」「料理」「ブログのエントリ」「記事」など、情報を集めるためのブイをネットの海に差し込む行為→「●●に興味ある人が集る港に行く」感じ■「人にChek in」とは「視座にCheck in」すること。「情報の真贋を見極めることは難しいが、信頼できる人はわかりやすく、その人の発言は信頼できる」ということ(P.206)。■人にCheck inすることで自分ではでき得ない「ゆらぎ」が生まれるため、タコツボ化が防止できる。
■「アウトサイダー⇔インサイダー」の境界、そしてその境界を設定するキュレーションの方向性は、情報の海そのものにも適用される概念■「自己の世界の意味的な境界」をセマンティックボーダー(清水氏)と呼ぶ。コレで人は外のノイズの海から、自分のルールにのっとっている情報だけを取り込む。これを代行するのがキュレーター。「これは今までアウトサイダーだったけど、この意味を与えればインサイダーだよ」と。■セマンティックボーダーは、硬直しない。内側の論理によってではなく、外部の誰かによって作られるべきである■フィードバックとフィードフォワードをまとめたホロニックループとセマンティックボーダーの組み換えがこの世界を生き抜いていく条件
■インターネットの役割は、「情報を流すこと」「人と人が繋がること」の2つ。検索は「情報に特化」した。SNSは「繋がりに特化」した。今、Facebook、twitterの肥大化により「つながり機能が情報流通と統合」しはじめている。
■生活圏や文化圏が四分五裂(価値観の微細化)していく社会でその国における普遍主義は崩壊し、一方でインターネットによってアンビエント化し、開放的になっていく文化もある■プラットフォームがグローバルに統合され、コンテンツやキュレーター、それに影響を受けるフォロワーなどが無数の小規模モジュールとなって存在する生態系の誕生。ここでは自分の文化圏域に深く入り込むコンテンツに共感する人たちと世界中でつながる世界■同じ国に住んでいる、でも異なる文化圏域の人より、異なる国の同じ文化圏域に属する人の方が近い世界■コンテンツ発信にコストがかからないため、ボトルネック握る先進国・メディア・プロだけが情報を支配する構図は成立しにくい。それどころか、プラットフォーム上ではローカル情報の重要性が逆に増す可能性■ポスト・グローバルの例。ゲルマンのシンプルなデザインが世界中で自国の民族性を体現しているように見えたこと。「魂に響くものなら、どんな文化とも共鳴し合える。本当のグローバルは画一化されて巨大化することではなく、人間の根源的な部分で会い通じることが出来るようになること」■グローバル・プラットフォームで情報が流れるということは、多様性がそこに内包され、自立・共存・発展するローカル文化の集合体を生み出していくことになる■プラットフォーム3定義。圧倒的な市場支配力を持つ。非常に使いやすいインタフェイス。プレーヤーの自由度の高さ■多様性を許容するプラットフォームが確立していけば、文化は多様性を保ったまま、他の文化と融合して新たな文化を生み出すことも出来る。その世界で新たなまだ見ぬ文化は、キュレーションによって常に再発見され続けていく

2011年2月12日土曜日

共同購入の可能性

調達・購買ブログ –SHAREの可能性

共同購入で複数のバイヤーに需要の同期性を生む仕組みを考察してる。需要に季節性がある原料ならOK。
無差別にGrouponのUI実現してBtoBで受け入れられるか?こちらは課題がいくつかある。

「こだわりの珈琲豆」が「安いのでいいや」に変わった理由

大好物の珈琲。

豆でStock買うと、使い切るのに10日くらいかかる。
だから最後は風味は飛んでしまってる。

そこで日数経っても変わらない深煎りを選ぶ。
となると、別にいい豆でなくてよいことに気がつく。

こだわってたはずの珈琲豆も、価格弾力性高いCategoryに入ってしまった。

2011年2月11日金曜日

積もる、積もらないの境界線

横浜も雪が珍しく降り続いてる。
でも今のところ積もるほどではない。
積もり始めるTurning Pointは何なんだろう?

小麦粉と薄力粉

たこ焼き器でお好み焼きやってみない?と奥さん。
おもしろそうだね。今晩、やってみよう!

ということで、Cookpad開く。
「小麦粉と薄力粉、どっちがお好み焼き旨く作れるかな?」って聞いたら、奥さんに白い目で見られた。

2011年2月10日木曜日

裏情報公開が当たり前になった世界は

米ツイッターに買収提案相次ぐ、80-100億ドル近いオファーも=関係筋


twitterが有力な会社にJointするようなことがあれば、世界の変化Speedがさらに加速することは間違いな。

裏情報が急速に表情報の量に追いつきつつあるのが今の世界中で起こってることなんじゃないかと思ってる。
このとき一番困るのは、表情報と裏情報の間にGapがたんまりある人たち。
見せ方ばっかり上手だった人たち。
信用が収縮する痛みは、これまでうまくやってこれてた過去の分だけある。

Wikileaksや尖閣諸島、大相撲の八百長みたいな裏情報公開Processに慣れきった世の中が今後どうなっていくんだろう?

2011年2月8日火曜日

カネカのおいしい企画

還元型コエンザイムQ10マーケティングプラン コンテスト

良いプレゼンテーターはカネカに就職できる?カネカは研究開発費を大学に出すよりもおいしいかも。

2011年2月6日日曜日

マクドのケータイCoupon

毎週届きながら使い方がわかってなかったマクドのケータイCoupon。
マクドのレジ前に並ぶ度にAccessしてモタモタしながら、でも理解できずに普通に注文してた。
そして今、わかった。
iPhoneに対応してなかったことに…

2011年2月3日木曜日

鬼は豆ごときになぜ逃げるか、知ってるかい?

なんで強い鬼がたかが豆ごときに逃げるか、知ってるかい?」
朝食の時に息子に問うた。
僕はまともな答えを用意していた。息子にだけは"へぇ~"と言われたいのだ。「エッヘン、これがホントの豆知識ってね」でチャンチャンっと落とすつもりだった。だが、

「当たり前ジャン。だって石だったら痛いでしょ?」
"まったくこの子は何度言ったらわかるんだい?"とでも言いたげな上から目線で息子は言った。「アレ(鬼)だって人間なんだからサ」と。

いつもと同じ普通の空気が流れている節分の朝だった。