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2020年2月14日金曜日

かつて幽霊だったイデオロギーが、手のひらのスマホの向こうで息を潜めているのかも

ーー表現の不自由は、自由の最高の形態であり、選挙の茶番は、民主主義の最高の形態である。
ーー権力は自らのウソに囚われており、そのためにすべてを偽装しなければならない。過去を、現在を、未来を、統計資料を偽造する。全能の力などないと偽り、何でもできる警察組織などないと偽る。人権を尊重していると偽る。何も偽っていないと偽る。
黙って許容したり、折り合いつけてると、いつの間にか嘘の中で生きることになる。
ーー独裁者の放つイデオロギーが、大衆の欲望の隠れ蓑になる。
ーーポスト全体主義では、大衆は支配されているが、同時に支配する側にも回っている。
これらは全部、NHK「100分de名著」で今やってる「力なき者たちの力」でのハヴェルのメッセージだ。
「権威」「準拠集団」「アンカリング効果」「バンドワゴン効果」「一貫性バイアス」「快楽のための復習」「社会的手抜き」「自己中心性バイアス」「自己正当化」「内集団バイアス」、、、あらゆる認知バイアスを駆使して、イデオロギーは社会深くまで浸透していく。
ここでハッとなった。
UIの設計やUXに込めた哲学的な思想にも共通する部分があるかもしれない、と。現代のイデオロギーは、手のひらのスマホの向こう、当たり前の使い勝手の中に宿っているかもしれない。
「力なき者たちの力」を読みたくなった。

2020年1月22日水曜日

売買の仕組みと熱力学第二法則

ウェブ経由の売買が増えてきた経緯は、売り手担当者が徐々に「売り手組織の都合」から「買い手担当者目線」へ切り替えてきた苦労の経緯と重なる。
言葉で書くのは簡単だけど、組織的にこの変換を行うのは容易でないし、その前進は亀のようで、そのクセ後ずさりはエビのようだ。
ここで、AR/VR(あるいはMR)の浸透していく近未来に、ユーザーひとりひとりが、高いカスタマイズ性で自由に好き勝手に売ることができるようになり(四次元ポケットから売り物を出して渡すだけ)、買い手側も相手の評価などのスコアを参考にしながら(ブロックチェーンで実現しそうだね)その場で買い付けることができるようになったとする。
するとどうだろう?
前者はあっという間に後者の市場に駆逐されることになりはしないかな?もちろん場所に制約があったり、運営管理コストがかさむリアル店舗も激減するだろうね。
熱力学第二法則は、エネルギーが「集中から分散」に向かうと説く。秩序から無秩序へ。(Facebook投稿元)