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2020年1月22日水曜日

売買の仕組みと熱力学第二法則

ウェブ経由の売買が増えてきた経緯は、売り手担当者が徐々に「売り手組織の都合」から「買い手担当者目線」へ切り替えてきた苦労の経緯と重なる。
言葉で書くのは簡単だけど、組織的にこの変換を行うのは容易でないし、その前進は亀のようで、そのクセ後ずさりはエビのようだ。
ここで、AR/VR(あるいはMR)の浸透していく近未来に、ユーザーひとりひとりが、高いカスタマイズ性で自由に好き勝手に売ることができるようになり(四次元ポケットから売り物を出して渡すだけ)、買い手側も相手の評価などのスコアを参考にしながら(ブロックチェーンで実現しそうだね)その場で買い付けることができるようになったとする。
するとどうだろう?
前者はあっという間に後者の市場に駆逐されることになりはしないかな?もちろん場所に制約があったり、運営管理コストがかさむリアル店舗も激減するだろうね。
熱力学第二法則は、エネルギーが「集中から分散」に向かうと説く。秩序から無秩序へ。(Facebook投稿元)

PCDAのChackの前にしておきたいCheck Point

子供をゲーム嫌いにする方法が簡単でわかりやすいと話題に!
これ、「PDCA」のCheckとActionに当たるわけだけど、「Checkされること」への防御反応を強くする流れとも言える。
権威ある人(あるいは「針のムシロ」状態の組織の空気)からの理不尽な攻撃!という被害者意識を訴えだしたら最終局面。ゲームや仕事そのものだけでなく、関係者も全部嫌になってしまうよね。
一方、一緒に並走する者としては(ゲームから離れるけど)、この逆のサイクルを起こしたい。その時僕が見るのは、CheckとActionできるくらいの興味、やる気が残っているかどうか。
PlanとDoの結果として失敗続きだと自己有効感への傷が深くなり、やる気がそこから漏れていく。この傷を癒やすのは、(仕事面でしか繋がれないのでれば)求める結果のハードルを下げて自己有効感が戻るようサポートし続けることなんだろう。
難しいのはそのハードルの下げ度合い。下げすぎると、満足感も下がるどころか「これっぽち」の欠乏感に苛まれてさらに落ちる。KPIやらOKRといった目標管理手法の勘所がここにある。(投稿元

まだ読書で消耗してるの?ーーええ

「(仕事に関する情報収集の手段として)まだ本読んでるの?しかも日本語に翻訳されたヤツでしょ?論文読まなきゃ」という指摘の棘がプスッと刺さってる。
本代(図書館などの入手するコスト・手間全般含む)も、読む時間も、訳者のバイアスも、毎日自分の関心事に関する論文に効率的に目を通す仕組み、習慣のある人にとっては、破格に安く、時短で、そして純度が高い(フェイクが入る余地が小さい)。

特に特に優秀な人があまり本を読まずに最新の論文(もちろん英文)に目を通す習慣があることは知ってはおります。(投稿元

2020年1月20日月曜日

息子が部屋で誰かと

息子が部屋で誰かと話してる声がしたので
「こんな時間まで誰と…」とドアを勢いよく開けたら、Alexaに目覚ましセットをお願いきてるとこだった。すまんね、驚かせてしまった。お休みなさい。

2020年1月18日土曜日

商品コンセプトとしての刺し身と醤油

味のほとんどない刺し身が、醤油で美味くなる時、
刺し身を「味付けや風味で価値を上げるプラットフォーム」と見るか、
醤油を「素材を引き立たせる関数」と見るとか、
で寿司なのか、フレンチなのか、イタリアンなのか、料理のジャンルが変わってくるなぁ。
とか、
小難しく考えたりするのは、その視点の置き方で商品開発のアプローチが全く変わってくるから、というただの職業病という話です。

次女の創作世界

小2の娘は物語を書くのにハマってる。
彼女は、
「よし!物語へ飛び出そう!」
と言って創作スイッチを入れる。
「物語に飛び込もう」ではなく、
「飛び出そう」と言う感覚に驚いた。
物語が現実の一部に在るのでなく、
現実の方が物語の一部に在るのだ。

してやられた感

「何でもかんでもタダの会社はどうやって儲けるの?」と長女から質問されたので、Googleマップを例に説明してみた。
タダだからみんな使うじゃん?大勢の人が使うほどに行動履歴が貯まるよね。ほとんど使われない道の行き止まりや、新しい道できたよって情報や、リアルタイムな渋滞情報も把握できる。カーナビの会社やタクシーとか自動運転の車ならそういう情報をお金出してでも欲しいよね。走ってる道の近くのお店が広告料金払って宣伝するってことも…
ーーつまり、わらしべ長者ね。桶屋が儲かる、みたいなことね。
お、おう。そう言えば良かったか!…なんか、してやられた感。