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2010年8月6日金曜日

イキアタリバッタリが正しい

上海で働く友人が「中国人の多くは行き当たりばったりだけど、それがどうやら中国では正しい」と指摘した。
とっさに連想したのは、茂木健一郎さんがよく使う「有遇性」という言葉。
「偶有性」、すなわち、予想ができることと、予想ができないことが適度に入り混じっているということである。
細かく計算(シミュレーション)したところで結局、やってみないことにはわからないし、地殻変動起こす勢いで常識もチャンスの在り処もドラスティックに変わっていく中国においては、この有遇性を感覚的に重視しているのかもしれないと思った。
マニュアル的思考で多数を統制するより、こっちの方が遥かに環境変化への対応力と進化による多様性が生まれると思う。
ドラスティックに変化が生まれているのは、インターネットも同じか。