このブログを検索

2020年11月23日月曜日

ブータンまで心の旅をしてみた

 この休日は「微笑みの国ブータン」の「国民総幸福度指数(GNH)」について知りたくて何冊か手に取ってる。

2冊読んで思うのは、
チベット仏教徒の、チベット仏教徒による、チベット仏教徒のための政治を体現している政治体制であり、国民性なのかな、と。
GNHの概念を打ち立てた第4代国王は、急激な近代化を望まず「伝統と美しい自然環境を百年、二百年後の子孫に残すためなら私たちは世界の中で2周遅れのランナーであろう」と語ったそうな。
ーー足るを知る。
まさに仏教の教えだ。幸せとは、何をどのくらい持っている(盛っている?)かではなく、自分の持っているものを喜べるかどうか。「イマココ」に心の平和を宿すこと、そのサンクチュアリを守ることの重要性について思いを新たにして、昨晩は花屋さんに寄って帰った。
でもその後、その本の中で
ーーブータンでは「植物は生えた所で育つのが良い」とされているため、生花を飾る習慣がない
とあった。なんか、も、申し訳ない気がしてきた(イマココ)。