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2011年2月25日金曜日

サプライヤーの「100円ショップ」目指すなら

おそろしい循環が始まっている。

原料バンクを通じた問合せで「海外サプライヤー」→「日本のサプライヤー」への流れがあった。ひと言で言うと、売り込みですね。
注目に値すると思ったのは「最安値ポジションを獲得しているサプライヤーに、ウチの原料ならもっと安くできますよ」という趣旨の売り込みをしていたからです。

原料バンクを見れば、マーケティングを勉強している人には「サプライヤーの戦略」が透けて見えてきます。だからマーケティングがわかっていて、物価の安い国に居て、日本語が理解できる原料サプライヤーの営業担当者にとっては、原料バンクは「おいしい市場」になってきているわけです。




図はここ半年間の原料バンクユーザの国別割合です。コンテンツがほぼ日本語オンリーなので4%ほどしか居ませんがそれでも1000人以上は見ています。
日本のサプライヤーで「コモディティを幅広く、薄利多売で展開する」いわゆる100円ショップの戦略を採用するなら、上記の方をターゲットにした広告を打つことが望ましいと言えるかも知れません。