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2021年5月11日火曜日

動作と静止に対する身体の反応

 健康な身体では『動かないでいる』とだんだん居心地悪くなりますよね。今の僕はこの『動作と静止に対する身体の反応』が逆なんです。

例えば「寝返り」。初め呼吸がほとんどできないところからスタートするんです。呼吸に集中して他の臓器に肺のスペースを空けてもらうよう指令を出します。この時、臓器たちはゴロゴロと動き出して互いにメッセージを出し合ってるようです。『はたらく細胞』みたいに。
「あれ?盲腸居なく無い?」「やだ、小腸も様子おかしい」「こちら大腸、人員削減された!クソッ」とテンヤワンヤします。
でも5分ほどかけてだんだん楽になってくる。「OK心配するな!ないものは仕方ない。再配置で連携取り直しだ」とコミュニケーションを取ってるのがわかります。チームプレーのスポーツでひとり退場した後の戦略・戦術変えるようなイメージです。
このようにたかが『寝返り』でも勢いというか、決心が要るんですよね。腹筋も右半分目覚めてくれないし。新しい身体を使いこなすの一筋縄にいきませんが、毎日発見と進歩を実感できます。身体って頼もしいです。